
子供ができたらバイオリンを習わせたいなあ
ドラマ「G線上のあなたと私」や映画「耳をすませば」を観て、バイオリン始めてみたい!子供に習わせたい!と思う方多いのではないでしょうか。
今回は幼稚園高学年から小学生の間バイオリンを習っていた筆者が、習っていた側の立場から子供にバイオリンを習い事として習わせるメリットを紹介していこうと思います。
私はバイオリンのプロ演奏者ではありませんし、たまに楽器を手にとって体が覚えている曲を弾く程度の大人に成長しました。
音楽家にさせたい!という方よりも色々な経験を子供にさせたい方に参考になるのではと思います。
バイオリンを子供に習わせるメリット
・姿勢が綺麗な子供が育つ
まず過去にバイオリンを習っていた私が振り返り真っ先に良かったと思うのは
立ち姿が綺麗になるということです。
バイオリンを習うときに最初に教わるのが演奏姿勢です。
バイオリンは姿勢によって音が如実に変わると言われます。
難しい曲になるほど左手が忙しくなり前のめりになってしまい、その度に姿勢を直してと注意が入ります。
それを繰り返すと意識しなくても姿勢が綺麗に維持されていくものなのでしょう、今では背筋がのびていていいねと言われる機会が多くあります。
小学生にとってレッスンの時間、私の場合は幼稚園児の頃は30分小学生になり1時間でしたが、立ち続けるというのはとてもキツイものです。
子供の頃、何度イスに座って演奏できるチェロに憧れを抱いたことでしょう笑
しかしその厳しさで美しい姿勢とともに忍耐力も養われるといえます。
・音感が身につく

バイオリンは正しい鍵盤を押せば必ず正しい音が出るピアノと異なり、指で弦を抑える位置が少し違うだけで正しい音が出なくなります。
それ故に先生の音源と聴き比べて正しい音が出ているかを確認しながら練習をします。
そのためバイオリンの練習を通じて音感は確実に育つと言ってよいでしょう。
バイオリンの調弦は最初は先生にやってもらうでしょうが、次第に自分で行うようになります。
音感が身についてくると弾きながら音がおかしいぞ、調弦しなきゃ!などと感じるように成長していきます。
・物を丁寧に扱う子供に成長する
バイオリン自体のメリットとして
バイオリンは持ち運びができる楽器ということが挙げられます。
そのため楽器の管理も本人がやることになるでしょう。
例えば演奏後の掃除、クリームを時々塗る、弓に松脂を塗る、弦の張り替え。などなどです
やはり楽器というものは値段が高く親としても不安な部分が多いと思います。
それをしっかり伝えた上でしっかりと管理させることで、物を丁寧に扱う子供に成長すると思います。
・世間に上品なイメージを与えられる。
バイオリンという楽器はなかなか周りにとっては馴染みのないものです。
そのためバイオリンをやっていたと言うと、上品だねえ。だとか親御さん教育熱心なんだね。
などと言われる機会が多くありました。
会話の合間にさりげなくバイオリンしてたんだと言うと、相手は大体驚きますね笑
ピアノをしている人が多い中で周りとはちょっと違う。そんなところに面白みであったり嬉しさを子供ながらに感じていたことを覚えています。
ただし、鼻につくような子供になっては良くないですけどね
男の子なら耳をすませばの天沢 聖司くんみたいになってほしいものです。
まとめ
- 姿勢が綺麗になる
- 音感が身につく
- 物を丁寧に扱うようになる
- 周りから上品に思われる
以上の4点をあげました。音楽のある生活、とても穏やかでいいですよね。
子供の演奏の成長をぜひ見守って楽しい日々を過ごしていただきたいとおもいます。
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