大学院とは?修士・博士の違いから進学のメリットデメリットまで解説

学び
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大学院とはどのようなところか、身近に大学院を経験した人がいないと実感がわかない場所ですよね。

今回は大学院とは、という基本的な疑問から始め、進学を検討している学生さん、その親御さんに知っていただきたいメリット・デメリットを紹介していきます。

大学院とはどのようなところか

大学院は大学の延長的な場所として学部時代に学んだ知識を応用した研究を行う学術機関です。

主に研究者の養成を目的とした場所であり、大学や国の研究機関で研究者を目指す人。企業の研究職につくことを目指す人など、多くの学生が研究の道を求め進学します。

教授と言われるような人は皆さん博士号を取得しており、博士号の取得の通常ルートと言えるのが大学院の博士課程です。

海外の教授がイラスト満載で作ったわかりやすいスライドをこちらで見てみるといいでしょう。

博士号を取るとはどういうことか – はむかず!

大学院における修士と博士の違いとは

多くの大学院は、博士課程を前期課程の2年と後期課程の3年に分けており、最初の2年で修士号を、後期課程の修了で博士号を取得することができます。

社会的な評価としては

博士>修士>学士(学部卒業)

の順番ですが、年齢的な面などから企業の評価が上の通りとは限りません。その点は進学のメリット・デメリットの紹介で説明させていただきます。

大学院進学のメリット・デメリットとは

大学院進学のメリットとは

大学院に進学するメリット

  • 高い専門性を身につけられる
  • 学会発表で国内海外に行ける
  • 研究分野に関した人脈が広がる。就職チャンスも
  • 就職における選択の幅が広がる
  • 初任給の高さ

大学院進学のメリット①:高い専門性を身につけることができる

大学院進学最大のメリットであり、目的とも言っていいでしょう。

学部時代では様々な分野の基礎知識を身に着け、大学院で最も興味のもつ分野の研究室に進学します。その分野の最前線の研究室で研究を行うことで高い専門知識を得ることができるわけです。

大学院進学のメリット②:学会発表で国内・海外に行くことができる

大学院生の楽しみの一つが研究発表として日本各地に行くことができる点です。

交通費は研究室から出るのでお金の心配はなく、学会発表以外の時間に観光を楽しむこともできるでしょう。

研究成果が良いものであれば海外の学会に行くこともあるでしょう。なかなか行けない海外に研究室のお金でいくことができるというのは嬉しいポイントです。

大学院進学のメリット③:研究分野に関した人脈が広がる。就職チャンスも

大学院生になると学会などでの発表の機会が増えていきます。そんなところであなたの発表を聞く人たちは、その分野に携わっている人がほとんどです。

発表後に個人的に質問をしたりすることで大学内だけでない人脈を広げることが可能です。また研究室によっては企業と共同研究をしているところもあります。

そのような所だと企業の人と研究をするなかで業界の人と知り合えたり、うちで一緒に仕事をしないかと就職を斡旋してくれるケースもあるようですよ。

大学院進学のメリット④:就職における選択の幅が広がる

大学院に進学する学生のほとんどは修士号を取得し就職します。なぜ修士を取得してやめるのか。

それは企業の研究職が修士号以上をもつ専門性の高い人材を求めており、学部生よりも多く採用していることを知っているからです。

博士までいくと30歳近くになってしまうため25を迎えるまでに就職したいというのが、修士を取得して就職する人の多くの理由になります。

高い専門性や研究を通じて得た論理的思考力を売りに就職が可能になり企業選択の幅が広がると言えます。

大学院進学のメリット⑤:初任給の高さ

学部卒と比べ就職して最初の月の給料が約3万円高くなります。

これは年齢の高さ、専門性の高さによる評価によるものです。

大学院進学のデメリットとは

大学院進学のデメリット

  • 学費がかかる
  • 社会人になるのが遅くなる
  • 研究生活がハード
  • 研究テーマによっては就職で強みにはならない

大学院進学のデメリット①:学費がかかる

まずはなんといっても、学生でいる期間が長くなるということで学費がかかってしまいます。

最近では博士取得者の減少を受けて、博士課程では授業料全額免除などの対策が取られていますが日々の生活でかかる費用を捻出しなければいけないのは大きな悩みでしょう。

大学院進学のデメリット②:社会人になるのが遅くなる

大学院に進学すると最低でも2年間、就職が周りとくらべ遅くなります。

大学院に理解のない人から「まだのんきに学生やってるの」と言われることも…

周りがガツガツお金を稼ぐ中、自分はお金だけがかかる日々を毎日夜遅くまで…辛いかも

大学院進学のデメリット③:研究生活がハード

自分がやりたいと思って始めた大学院生活。思うように結果がでなかったり発表前には資料作りに大慌て。教授から雑用も回ってきたり、とても忙しい日々になることは間違いありません。

大学院進学のデメリット④:研究テーマによっては就職で強みにはならない

大学院では非常に細分化された分野の研究を行うため、就職の際に全く分野が違うというケースが多々あります。

そんなときにその専門性を生かすことなく、全く違う分野で就職する将来も充分ありえます。

【まとめ】大学院進学を決断するという事とは

大学院は非常に専門性が高く、その研究があなた自身の人生のなかで将来役に立つとは限りません

しかし学問という大きな世界でみると、あなたの大学院での研究は今後の世の中全体に役に立つものへと発展していく可能性を秘めています

ぜひ世の中の役に立つ研究者、研究成果を目指し大学院へ進学してください!

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