今回はメキシコの鬼才と呼ばれるギレルモ・デル・トロ監督の大ヒット映画『パンズ・ラビリンス』をご紹介します。
『シェイプ・オブ・ウォーター』などファンタジー映画でファンを集めるデル・トロ監督の醜くも愛おしい怪物・人間達が登場します。
ファンタジー・ホラー・社会問題、全てが詰め込まれたデル・トロ監督を語るには欠かせないこの作品。ぜひこの記事をチェックしてご覧になってみてください。
映画『パンズ・ラビリンス』のあらすじ
1944年、スペイン内戦で父親を亡くした少女オフェリアが、母親の再婚相手の大尉もとへとやってくる。
しかしこの大尉。冷酷で独裁主義と恐ろしく、妻のお腹の中にいる自分の子にしか興味を持っておらずオフェリアは虐げられる日々を送っていた。
そんなある日、彼女は森で妖精と出会う。彼女は迷宮への旅へと向かい、自分の本当の存在に気づいていくのだった。
映画『パンズ・ラビリンス』の予告編
映画『パンズ・ラビリンス』の概要
- 原題:El laberinto del fauno
- 英題:Pan’s Labyrinth
- 監督・脚本:ギレルモ・デル・トロ
- 音楽:ハビエル・ナバレテ
- 公開:スペイン 2006年10月11日
アメリカ 2006年12月29日
日本 2007年10月6日 - 上演時間:119分
- 制作費:1350万ユーロ
- 興行収入:8326万ドル
映画『パンズ・ラビリンス』の監督 デル・トロとは
- 本名:Guillermo del Toro
- 生年月日:1964年10月9日 55歳(2020年3月現在)
- 国籍出身:メキシコ ハリスコ州
- 主な作品:『ミミック』、『ヘルボーイ』シリーズ、『パシフィック・リム』、『シェイプ・オブ・ウォーター』
10代はじめから映画に興味を持ったデル・トロは、映画学校卒業後、渡米しディック・スミスのもとでメイクアップを学び、10年以上メイクの仕事をしていた経歴をもつ監督です。
29歳から映画監督として数々の名作品を生み出してきた鬼才であり、醜くも愛おしい怪物達で溢れ、日本にも多くのファンを持つ監督です。
彼は日本のウルトラマンなどが大好きで、来日するたびおもちゃショップに足を運ぶ姿が目撃されています。
デル・トロの家紹介では日本のキャラクターを見つけることができますよ!
映画『パンズ・ラビリンス』のキャスト
オフェリア役: イバナ・バケロ
- 本名:Ivana Baquero
- 生年月日:1994年6月11日 25歳(2020年3月現在)
- 国籍出身:スペイン バルセロナ
- 主な作品:『フィードバック』『ネスト』『シャナラ・クロニクルズ』
- オフィシャルHP:http://ivanabaquero.com/
当時12歳だった少女は今では25歳とすっかり大人の女性に。
子役時代の映画が有名ですが、これからの活躍も楽しみな女優さんです。
ぜひオフィシャルHPをチェックしてみてください!彼女の魅力たっぷりの写真がいっぱいです。

パン役: ダグ・ジョーンズ
- 本名:Doug Jones
- 生年月日:1960年5月24日 59歳(2020年3月現在)
- 国籍出身:アメリカ インディアナ州
- 主な作品:『ミミック』、『ヘルボーイ』シリーズ、『シェイプ・オブ・ウォーター』、
アメリカの俳優。大学在学中からパントマイムをはじめ、多くのテレビ・映画に出演。
『ミミック』出演以降は、デル・トロ監督が制作する作品に多く出演しており、『シェイプ・オブ・ウォーター』でも物語の軸となる半魚人を演じた。
ヴィダル役: セルジ・ロペス
- 本名:Sergi López
- 生年月日:1965年12月22日 54歳(2020年3月現在)
- 国籍出身:スペイン カタルーニャ州
- 主な作品:『ハリー、見知らぬ友人』
スペイン語・フランス語・英語・カタルーニャ語と語学堪能なスペイン人俳優セルジ・ロペス。
フランスで演技を学び、マニュエル・ポワリエの『アントニオの恋人』で若手に送られるミシェル・シモン賞を受賞した。
有名な作品では不気味な役が多く、その印象が強い俳優さんです。
カルメン役: アリアドナ・ヒル
- 本名:Ariadna Gil Giner
- 生年月日:1969年7月23日 51歳(2020年3月現在)
- 国籍出身:スペイン
- 配偶者:David Trueba(1993-2008)
Viggo Mortensen(2009-) - 主な作品:『アラトリステ』、『泥棒と踊り子』
メルセデス役: マリベル・ベルドゥ
- 本名:María Isabel Verdú Rollán
- 生年月日:1970年10月2日 49歳(2020年3月現在)
- 国籍出身:スペイン マドリード
- 主な作品:『天国の口、終わりの楽園』、『ブランカニエベス』、舞台『ロミオとジュリエット』
スペイン映画芸術科学アカデミーが主催する主演女優賞ゴヤ賞に10回以上ノミネートされている、スペインを代表する女優さんです。
Dr. フェレイロ役: アレックス・アングロ
- 本名:Alejandro Angulo León
- 生年月日:1953年4月12日-2014年7月20日(61歳)
- 国籍出身:スペイン エランディオ
- 主な作品:『どつかれてアンダルシア(仮)』
30年以上に渡り60以上の映画に出演してきたスペインの俳優アレックス・アングロ。
残念ながら2014年に映画の撮影に行こうとしたタイミングで交通事故により他界されています。
映画『パンズ・ラビリンス』について一言
この映画、ファンタジーで明るそうな予告編と異なり、ものすごく重苦しく胸糞映画とも言われることのある映画になっています。

お子さんがいる方は注意したほうがいいかも。
でも少女が戦時中の苦しい生活の中で一縷の希望を見出した居場所はどこなのか?
そんなテーマにそって鑑賞すると非常に心にのこり、たまに見返したくなる映画の一本になっています。

騙されたと思って観てほしい映画の一つです!
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まとめ
今回は映画『パンズ・ラビリンス』の出演者・監督に焦点を当て、ご紹介してきました。
主役のオフェリアが美しい女性へと変貌していてびっくりした方も多いのではないでしょうか?
ぜひ、まだ作品をご覧になっていない方。また見返したくなった方はぜひ今から映画をご覧になってくださいね!!