今回は2017年公開エマ・ワトソン主演の実写映画『美女と野獣』について作品のあらすじをネタバレなしで詳しく紹介します。
『美女と野獣』に出演する映画界を代表するキャストたちが自ら語った作品の魅力を知って、より深く映画を楽しみましょう!
実写映画『美女と野獣』作品概要
美女と野獣(2017)はフランスの民話『美女と野獣』に基づいて制作されたディズニーの長編アニメ映画『美女と野獣』の実写リメイク作品です。
- 上演時間:129分
- 監督:ビル・コンドン
- 音楽:アラン・メンケン
- 公開:2017年
- ジャンル:アクション、コメディー、ロマンス、ミュージカル
ディズニー実写映画としては初めて、ディズニー自ら制作・配給を担ったことでも知られています。
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実写映画『美女と野獣』あらすじ(ネタバレなし)
昔むかしフランスの美しい城に、若く美しい王子が住んでいました。
身勝手で薄情な王子は、美しい物・美しい人だけを集め、宴を楽しむ日々を送っていました。
ある嵐の夜、華やかな舞踏会場にみすぼらしい老婆が「1輪のバラと引き換えに、寒さをしのがさせてくれ」とやってきます。
王子はやつれた老婆を見て嘲笑い、バラと共に冷たく突き放します。
老婆は「外見に騙されるな、美は内面に宿るのだから」と忠告すると、追い払おうとする王子の前で美しい魔女へと変身します。
王子は謝りますが時既に遅し、王子は醜い野獣に、家来たちは家具へと姿を変えられてしまいます。
魔女はそれと同時に人々から王子の城の記憶を消し、城は深い森と雪に閉ざされてしまいます。
魔女は手渡したバラについて「最後の花びらが散るまでに愛し愛されることを王子が学べば呪いは解ける。できなければ一生そのままだ。」と伝え去っていきます。
野獣を愛するものなどいるのだろうかと、王子は次第に希望を失っていくのでした…
ある小さな村。
そんな静かな村で暮らすベルは、本好きでより広い世界を夢見る教養ある美しい女性。
しかしそんな彼女を村の人々は発明家の父親と同じく変わり者と噂しています。
ただ過去に村を救った英雄であるガストンだけはベルに一目惚れをし猛烈にアプローチを続けていました。
村の女性が夢中になる容姿のガストンに誘われても、ベルは彼の乱暴さ・がさつさを嫌い毎回断る日々を過ごしていました。
ある日、ベルの父モーリスは商品を売りに村の外へ。道中で道に迷ったモーリスは狼に追われ逃げるうちに城へとたどり着きます。
嵐の中、狼に追われヘトヘトのモーリスは城の主に挨拶をし、休もうと静まり返った城の中へと入っていきます。
城の中はまるでモーリスを待っていたかのように火のついた暖炉と美味しそうな夕食が用意されていました。
ご飯を食べようとしたときです。ティーカップが近づいてきてモーリスに話しかけます。
これに驚いたモーリス、慌てて馬のところへ戻り逃げ出そうとします。
しかしその時、城の庭に咲くバラを見て、ベルがバラをお土産に欲しがっていたことを思い出します。
棘のあるバラを一輪取ろうとしたその時です。モーリスは恐ろしい唸り声と共に襲われ、馬は逃げ出してしまいます。
馬が父を乗せずに泥だらけで帰ってきたのを見て、ジルは父親に悪いことが起きたと感じ、1人で馬を走らせ城へと向かいます。
城に恐る恐る入ってきたベルをみて「王子の呪いを解くのはあの子かも」と話し合う時計と燭台。
その声が聞こえたベル、そちらに向かいますがもちろん家具が話すなど思いもよりません。
燭台を手にとり、父に呼びかけながら城の奥へと入っていきます。
父モーリスは塔の上の牢獄に閉じ込められていました。無事再会を果たす2人。
しかし父からは「すぐここから逃げろ、奴に見つかる前に」との警告が。
その直後、暗闇の中から「バラを盗んだので永遠に投獄する」との声が。ベルは声の主に父親に代わり自分を投獄するよう願います。
燭台の光により野獣の顔が浮かび上がり一瞬たじろぐベルですが、最後に2人だけの時間をと牢獄の扉をあけてもらいます。
自分を忘れて生きろという父にベルは「お父さん大好きよ。私は恐れない。必ず逃げてみせる」と言い、父を牢獄の外へ突き飛ばし自ら扉を締めてしまいます。
「身代わりか、愚かだ」と野獣が言うと父を引きずり塔を下っていきます。ベルは父の身代わりとして城に囚われの身となったのです…
実写映画『美女と野獣』登場人物/キャストまとめ
ベル (エマ・ワトソン)
本好きでより広い世界を夢見る教養ある美しい女性。村人たちに発明家の父同様に変わり者と噂され思い悩んでいる。
野獣・王子 (ダン・スティーヴンス)
容姿の優れた王子だが、城にやってきた魔女に呪いをかけられ醜い野獣の姿になってしまう。
短気な面が目立つが、母親を幼い頃に失ったこともあり愛情を求めて育ってきたように思える。
ガストン (ルーク・エヴァンス)
ベルの村を過去に救ったことで英雄として皆に愛される男。過去の栄光によっている節あり。傲慢でナルシスト。
ベルに恋し何度もアプローチするが、そのたびに断られている。
ル・フウ (ギョシュ・ギャッド)
ガストンを崇拝し、いつもそばにいる子分のような存在。暴力的なガストンの気をそらすなど機嫌取りも上手。
モーリス(ケヴィン・クライン)
ベルの父親であり、発明家。商品を村の外へと売りに行く途中で道に迷い、野獣の城へとたどりつく。城にあるバラを採ろうとしたところ野獣に捕まってしまう。
ルミエール (ユアン・マクレガー)
魔女の呪いにより燭台になってしまった給仕。時計のコグスワースと相棒と言える仲。王子が怒りそうなことでも王子のためならやる積極的な性格。
コグスワース (イアン・マッケラン)
魔女の呪いにより時計になってしまった執事。相棒のルミエールと対照的に、心配性で王子が怒らないように行動している。
ポット夫人 (エマ・トンプソン)
ティーポットに変えられてしまった城のメイド長。息子はティーカップに変えられてしまい、常に一緒にいる。非常に優しくルミエールと一緒に、ベルに献身する。
【キャストが語る】映画『美女と野獣』の見どころ
映画を観た後も頭にのこる音楽の素晴らしさ
監督のビル・コンドンは大の音楽ファン。監督は、作曲担当のマット・サリヴァンの手掛けた他の舞台のことも熟知したうえでタッグを組み最高の音楽を生み出した。
監督はアニメ版のハワード・アシュマンが作り上げた原曲をリスペクトしながらも、ハワードが当時不採用にした歌詞の中に実写版だとしっくりくるものを見つけ出し採用した。
また新曲も3ヶ所採用されている。
エマの繊細な演技が目立つ
ハリー・ポッターの撮影で小さい頃から何年も通い続けた撮影現場だからこそ、リラックスしながらもミュージカル映画ということで未知の刺激も受けながら撮影できたのも大きな要因だろう。
21世紀を代表する強い女性の象徴でもあるエマ・ワトソンがベルを演じるのは配役もこれ以上ないものと思われる。
エマの脇を固める豪華俳優陣の圧巻のパフォーマンス
映画『美女と野獣』は他の作品で主役を担うようなキャストたちが沢山のキャラクターを演じている。
彼らは同じステップを学び互いに助け合う中で、特別な絆が生まれたそう。野獣役のダンも映画に備え歌を数ヶ月徹底的に練習し新作バラードを完成させた。
一方で、ミュージカル出身の俳優も多くミュージカル映画としてのクオリティーも最高のものへと引き上げられた。
特にガストンとル・フウの2人は互いにミュージカル出身ということもあり見事な調和を生み出した。
イアン・マッケランが初めてミュージカルに挑戦したことも注目したい。
時代を愛されるオリジナル作のリメイクだからこそ求めた物語の深み
オリジナル版にはないベルと野獣の性格ができあがるまでのルーツを描くことで、作品を楽しむ上で、より深い考察が可能になった。
また今回の作品ではモーリスとの親子関係にオリジナル版との違いが存在する。
読書好きで旅に憧れる姿はそのままに、働き者で仕事ができ発明の才能がある面も加えている。
また絵を実写にするだけでなく、感情を表現する必要が実写化の難しさだ。オリジナル版との違いとして殴られ役のル・フウの演技にも注目しよう。
実写でやると頻繁に殴られるとリアリティがなくなるため、彼の”良心”を描く場面を多くしてよりル・フウという人物に深みがますよう工夫されている。
同様に王子の人物像にも深みをもたせている。オリジナル版では野獣になる前の王子は出てこない。ステンドグラスに描かれているだけだ。
本作では冒頭に呪われても当然と観客に思わせるように甘やかされて育った王子の姿が描かれている。
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